歯ぐきが腫れて痛い・・・
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歯ぐきが腫れた時の原因と対処法
歯茎が腫れたと言っても、
「歯ぐきが痛い」「歯ぐきから膿が出ている」「歯ぐきが赤くなった」など症状はさまざまです。
まずは、歯茎が腫れている原因を確認しましょう！
●歯ぐきの腫れをチェック●
ふと気づくと、歯茎に腫れを感じることがあります。
舌の先や指で歯ぐきを触ると、痛みを感じたり、ぶよぶよしていたり、
白くなっていたり、赤くなっていたりすることがあります。
もし以下のような症状があれば歯医者さんに相談してください。
1⃣物を噛むと痛い
2⃣歯茎が赤くはれている
3⃣歯ぐきから血が出る
4⃣歯ぐきを押すと膿が出る
5⃣歯茎に白い腫れがある
6⃣触ると歯茎がぶよぶよする
●歯茎が腫れる原因は？？●
①白い腫れはストレスや疲れが原因
歯ぐきに白っぽい丸い腫れや傷のようなものがあるときは「アスタ性口内炎」の可能性があります。
原因ははっきりしないのですが、疲労やストレスなどによって起こるとされています。
10日ほどで自然と改善します。
※歯茎だけでなく、唇の裏側、ほおの内側にもできることもあります。
※また、何度も繰り返し発症することもあります。
②噛むと歯茎が痛むときは、衝撃と虫歯が原因
噛みしめた時に歯が痛む場合は、根尖性歯周炎（こんせんせいししゅうえん）を起こしている可能性があります。歯の根っこで炎症が起こっている状態です。
歯に強い衝撃がかかったり、虫歯が進んで歯の根っこまで細菌が達していたりすると発症します。
根尖性歯周炎（こんせんせいししゅうえん）を治療せず、放置しておくと歯に強い衝撃がかかったり、歯の根っこに嚢胞（のうほう）という膿がたまった袋状のものができます。この状態を歯根嚢胞（しこんのうほおう）といい歯の根っこ部分が腫れます。
※症状によっては、抜歯が必要になることもあります。
③血や膿が出る原因の多くは、歯周病
歯ぐきが赤く腫れた状態を歯肉炎といいます。
歯肉炎の状態で歯を磨くと、歯ぐきから血が出ます。歯磨きがうまくできていないと、歯に歯垢が残り、やがて歯石になります。
この残った歯垢や歯石の細菌によって歯茎が炎症を起こし、歯肉炎となります。
歯肉炎を放置すると、やがて歯周炎を発症します。
歯周炎とは、歯肉炎を起こしていた細菌が、歯茎の奥まで入り込んで炎症を起こしている状態です。
歯ぐきに触るとぶよぶよして、押すと白い膿が出るようになります。
また、歯茎を支える歯槽骨（しそうこつ）が溶けて、歯がグラグラします。
歯肉炎と歯周炎をひとまとめにして歯周病といいます。
症状がひどくなるにつれて口臭がひどくなっていきます。
※歯茎の腫れの多くの原因は歯周病が原因です。
●歯茎が腫れた時の対処法●
症状が軽い歯肉炎なら歯垢と歯石を取るだけ。
歯ぐきが赤く腫れているだけの歯肉炎であれば、ほとんどの人は歯医者さんで歯垢と歯石を取ってもらうだけで症状を改善できます。
※歯茎の腫れはこの段階で抑えましょう！
※面倒だからと歯垢や歯石を放置していると歯周病が悪化し、外科的治療（手術）が必要になったりひどい場合抜歯することもあります。
歯ぐきが腫れる原因には、様々なものがあります。面倒だからと放置するのは危険です。
早めにご相談ください。
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